バンタヤン島で暮らす~道端の魚売り
バンタヤンの海は魚は少ないといえども
毎朝、魚があちこちの出店でおめにかかります。
今朝は隣町の歯医者さんへ行く道すがら
小さな魚小売店へ立ち寄りました
「おはようママさん どんな魚があるの?」
「ちょっとまってて」
大きな発泡スチロールの箱から
氷に付けてある大きな魚をとりだしてきました。
口先がとんがってのこぎりのようになっています。
名前は「ダツ」英語名で「Needle fishe」
「Gree Gar」
(なるほど緑の色艶をしています。体長60cm(1m以上の大物もいるそうで)
スクーバーダイビングで要注意の魚です、時にはその長いくちばしで突っ込んでくるそうです。
「キロ当たり160ぺそだよ」とはかりにかけてくれる
3びきも4ひきも、
あーちょっと、半分でいいよ独りじゃ食べきれないから」
独身なの?奥さんはもらわないの?
おっけー120ペソ
サンキューありがとう!
こんな会話が楽しい庶民の買い物!!
子供のころ日本でも魚屋さんが魚を売りに来て
世間話をしながら
軒下に座ってぼりばりぼりばりと、魚のうろこを
剥がしている風景を思い出しました。
こんな大きな魚2匹なんと120ペソ(260円)
これは安い!魚市場では倍の値段でしょう!
さっそく下処理、長いソーセージのような卵も塩をまぶし
開いた魚をやはり天日干しに!
あぁ、どこからともなく野良猫がニャオー
2時間ほどして
からっと、旨みがでてきています。おっと!ありの軍団が
嗅ぎつけてあつまってきています。
焼き魚にしていただきました。皮まで美味しいダツでした。