バンタヤン島で暮らす~クッキーさんを知っていますか
去年ちょうど4月私のへお泊まりいただいた藤井くにひこさん
だから愛称はクッキーさん。世界の写真を撮りに行く写真家。
特にフィリピンバンタヤン島が気に入られ
6年前にきたとき撮影された写真を持って
再びあこがれのバンタヤン島へやってこられました。
その気さくな人柄ではじめてのフィリピン人たちも心を開き
日常の、すのままの姿を写真におさめられました。
6年後訪れたバンタヤン島で懐かしい人々との再会。
ところが
はからずも、小さな傷が悪化しセブの病院へ入院
おいそれと動けず、
日本の息子さんが来ることになりました。
息子さんにとっては見ず知らずの異国の地。
宿泊なさった私のことがかすかにわかり連絡をいただきました。
病院で手厚い看護の元回復を祈っていましたが、
残念ながらあっけなく返らぬ人となってしまいました。
先般ご家族を連れた息子さんが一周忌のお供養のため
再びバンタヤン島にお越しになりました
ご家族の方にはお父さんがどうして日本から遠くのこの地を
愛えでたのか、こんかい訪問してその自然の美しさ、愛嬌ある人々
あぁ、これがお父さんを魅了したものだったんだと納得されたようです。
一周忌の回顧写真展を私のお店でひらかせてもらっています。
訪れた人々の懐かしむ声や、またクッキーさんのひょうきんさに
思い出し笑いしたりと反響がありました。
5月7日のご命日によせて。
ご冥福をお祈り申し上げます。