バンタヤン島で暮らす~誕生日ケーキを焼く


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誕生日がクリスマスの日と重なる人はどんな気持ちでしょう。特にフィリピンでの最大の行事Xmasとかさなるのですから。私の友人(マッサージパートナー)はイエス様と同じ日で、何と光栄だろうって。その彼女8人兄弟姉妹の末っ子。気の毒なことに同時に母親が難産のためなくなりました。「だから私の誕生日はお母さんのなくなった日。」私はそれを聞いて目頭があつくなりました。「でも、イエス様と同じ誕生日だから私はイエス様の生まれ変わり」なんて明るく言っていました。その辺もあってか、彼女は虫を殺しません。あのゴキブリでさえ、ドアを開けて逃げ道をつくってやります。蟻でさえジュースを一滴たらして、飲ませてやるのです。ちなみにに黒い蟻は幸運の印お金を運んでくるんですって。

そんな彼女も例外なく貧しくて、バースデイケーキで祝ってもらうなんてこれまで一回もしてもらったことがなく、せいぜいクリスマスの残りケーキでのお祝いだったとか。

そこで、一発奮起して私が焼くことにしました。これまでに焼いたことはあるのですが

ここんとこ、メレンゲがどうしてもできなくて、もう、諦めていたのです、でもいったん決めたこと、なんとかネットで探すと、「玉子や器を冷やすこと」ってありました。でも、別のサイトでは「湯せんして、かき混ぜろ」って!えーどちやろ??

とにかく冷やすほうにかけてみました。最初に一つまみの塩を入れて白身のたんぱく質を固めるとかその後砂糖は2回に分けて入れるとか、さすがインターネットのちからです!!(ちなみに、ハンドミキサーがなく手動です。)すると5分もたたないうちに泡立ちつのができました。これは成功するかも。30分後うーんカステラのような個おばしい匂いが漂ってきました!!そして、ご覧の通り、ふわふわのスポンジケーキができました!思い出すのは絵本「ぐりとぐら」の大きな卵で作ったまっきいろのスポンジケーキです。

後で聞くと子供ちゃんたちがパクパク食べてわたしは一口、でも昨日の晩の買ってきたケーキなんかくらべもんにならないくらいおいしいって言ってくれました。